岸谷五朗、「中学聖日記」に父親役で登場…21年前の自作映画の続編!?「きっと神様がやれって…」

スポーツ報知
「中学聖日記」での有村架純(左)と岸谷五朗(C)TBS

 女優の有村架純(25)主演のTBS系ドラマ「中学聖日記」(火曜・後10時)の12月4日放送の第9話に、俳優の岸谷五朗(53)が出演することがわかった。

 同ドラマの原作は、女性向け漫画雑誌「FEEL YOUNG」(祥伝社)で連載中のフランス在住の漫画家・かわかみじゅんこ氏による同名漫画。片田舎の中学校を舞台に有村演じる女性教師・末永聖(すえなが・ひじり)が、婚約者がいながらも、赴任先で出会った不思議な魅力を持つ中学生・黒岩晶(あきら)に心惹(ひ)かれていくヒューマンラブストーリーだ。

 岸谷が演じるのは、晶(岡田健史)の父・島崎康介。家具職人で、晶の母・愛子(夏川結衣)とは晶が5才のときに離婚。その後バリ島で暮らしていたが帰国し、とある島で家具を作っていた。晶に対しては離れてから13年の間、会いたいという気持ちは変わらず、愛子に手紙を送り続けていた。そして今回、手紙の内容を頼りに島へやってきた晶と再会する。

 同局でのドラマ出演が約5年ぶりとなる岸谷が今回オファーを受けたのには、岸谷演じる島崎康介の間に運命的な理由があった。「10月にやるはずだった仕事が1月に変更になって、スケジュールが空いたんです。なのでバリ島に行って、家具が面白いものが多いので見てたんです。そしたら事務所から『こういう役のお話がきています』と連絡があって。それが『バリ島で家具を作っている男』という康介の役。誰か今の僕を見てるんじゃないかと思いましたね(笑)。しかも、康介の元妻役が夏川結衣さんだと聞いてさらに驚きました。夏川さんには僕が企画した『私たちが好きだったこと』(1997年)という映画でヒロインをやってもらったんです。僕と夏川さんが演じる2人のラブストーリーで、その2人の恋がうまくいっていて子どもが生まれていたらちょうど晶くらいの歳なんですよ。そのうえこの作品での夏川さんの役名を聞いたら『愛子』。映画の役と同じ名前(笑)。これはもう勝手に周りから役作りさせてもらっているようなものだと。きっと神様がやれって言ってるんだなと思って『お引き受けします』とお返事しました」今回の出演に至った経緯について説明した。

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