Toshl、初のカバーアルバム発売イベントに2000人「こんな未来があったとは…」

スポーツ報知
初のカバーアルバム発売イベントを行ったToshl

 「X JAPAN」のToshl28日、東京・池袋のサンシャイン噴水広場で初のカバーアルバム「IM A SHINGER」発売記念イベントを開催。浜田雅功と槙原敬之の「チキンライス」、AKB48の「365日の紙飛行機」の2曲を披露し、2000人の観客を酔いしれさせた。

 20年ぶりのメジャーリリース。待ちこがれたファンに少し早いクリスマスプレゼントを届けた。この日、発売された同アルバムは日本、台湾、香港、タイの4か国でiTunesアルバム部門1位を獲得。Toshlは「夢のような気分。言葉にならないような、こういうのを感無量というんでしょうね。感謝の気持ちがあふれます。ありがとうございます」と感謝。「人生紆余(うよ)曲折ありましたけど、こんな未来があったとは想像しなかった。苦しい時も踏ん張って前を向いて一歩一歩前を向いて歩いてきてよかった」と振り返り、涙を流したファンに向け美声で感謝を伝えた。

 もともと、ライブではカバー曲をよく披露していたため、「ファンの皆さんからも形にして下さいというお便りも頂いていた」。ファンの気持ちをくみ取って20年ぶりのメジャーリリースを初のカバーアルバムという形で発表した。

 選曲はToshlの歌いたい曲や関係者の意見を聞き、机に並べて精査。中島みゆきの「糸」(92年)、MISIAの「Everything」(00年)など10曲が収録された。「最近はバラエティーにも出てて、子どもたちから『スイーツのおじさん』と言われた。みんな忘れかけているので、歌手ですよと伝えたかった」との思いを込めて同アルバムのタイトルを決めたという。「自分の子どもの頃から歌っていた日本の名曲を歌い継いでいけることが感動です」とほほ笑んだ。

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