中村壱太郎、芸者、丁稚、奥女中など7役「思わず声を出してしまう鮮やかな早変わりを」
スポーツ報知

若手注目の歌舞伎俳優、中村壱太郎(28)がこのほど、東京・歌舞伎座「十二月大歌舞伎」(2~26日)の昼の部「於染久松色読販」(坂東玉三郎監修)で初めて演じる“お染の七役”の七変化姿を撮影した。
お家騒動を背景に芸者、丁稚(でっち)、奥女中など7役を次々に早変わりでみせる女形の大役。壱太郎は「ドキドキ、ワクワクと共に歌舞伎座で主役を勤める責任を強く感じます。思わず声を出してしまうような鮮やかな早変わりをお見せしたい。展開が速く、踊りもあり、歌舞伎を初めてご覧になる方にもお勧めです」と意欲を見せている。