篠山紀信氏が美女を激写! 松井りな「最初から迷いなく脱げた」

スポーツ報知
12月1日にヌード写真集「premiere」を発売する元キャンパスクイーンの松井りな

 ミスコンユニット「キャンパスクイーン」卒業生で女優の結城モエ(24)、松井りな(25)、高尾美有(22)が、写真家・篠山紀信氏(77)によるヌード写真集「premiere」(小学館)を12月1日に3冊同時発売する。

 タイトルはフランス語で「初めて」を意味し、3人が初写真集に挑戦。2016年ミス中大ファイナリストの松井は、「私の生き様が詰まってます」とアピールした。今作にかける思いを聞いた。

 ―初写真集でヌード写真集に挑戦した心境は?

 松井「私たちは芸能界にかかわらず年齢的に悩む時期で、これからどこに向かっていくのか、モヤッとした霧の中にいる。その霧を晴らすために確たる何かを求めた時、写真という形で表現できたらとまわりのみんなに声を掛けました。巨匠・篠山先生に撮ってほしいとダメ元で言って、まさか実現するなんて思わなかったです。先生の方から『1人1冊でやったらもっとおもしろいんじゃない?』と言ってくれた。被写体とクリエイターとして同じ目線で見てくれて驚きました」

 ―ヌードに対して抵抗はなかった?

 松井「芝居や歌と今までの仕事で自分自身を表現することはなかった。でも、ヌードになること対しては最初から迷いはなかったんです。『脱ぐ覚悟ある?』と聞かれて、『はい、あります』みたいな。普通に生きてる人間はヌード写真集なんて出さないよな、大半の人はやらないことができるのは超おもしろいじゃんと思えたんです」

 ―撮影の様子は?

 松井「3人で自分が一番最初の撮影で、私はわりと最初から脱いでました。スタッフ10人くらいに見られたので、恥ずかしがってる場合じゃなかった。しょっぱなから自分の殻を破れましたね。先生からも『松井ちゃん、自由にやって』と言われて、先生に言われる前に自分から脱いでました。完成した写真を見て、シンプルに生き様がそこにあるなと思いました」

 ―お気に入りの写真は?

 松井「黒い水着で砂浜で日が暮れる前に天を仰ぐ写真です。一番最後に撮った写真で、その時はまるでカメラがなくて自分の世界にいるようなゾーンに入ってた。もっと殻を破れたんじゃないか…とか、心の中でいろんなことを考えてた瞬間です」

 ―見どころは?

 松井「もう、これが私ですって感じ。生き様を見てほしい。ヌードだったり、私の新たな挑戦を見て何か感じてくれればいいな。これだけ振り切って生きてる人がいるんだと同世代の女性に見てもらって、心を動かせれば」

 ―今後の目標は?

 松井「この作品はゴールじゃない。始まりでもあるんです。ここから女優、表現者としてもっと学んで前に進んでいきたい。今回、クリエイティブチームの一員として構成にも関わらせてもらったので、いつか映像作品の監督とか作り手としての道も目指していきたい」

 ◆松井(まつい)りな 1993年11月16日、東京都生まれ。25歳。2016年ミス中大ファイナリスト。女子大生ユニット「キャンパスクイーン」として活躍。趣味はランニング、映画観賞など。156センチ。血液型AB。

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