名取裕子、「本当の母親のよう」と慕う赤木春恵さんの通夜で涙「温かく包んでくれました」

スポーツ報知
赤木春恵さんの通夜に参列した名取裕子

 11月29日に心不全のため亡くなった女優の赤木春恵(あかぎ・はるえ、本名・小田章子=おだ・あやこ)さん(享年94)の通夜が3日、東京・杉並区の築地本願寺和田堀廟所で営まれ、約700人が参列した。TBS系「3年B組金八先生」シリーズなどで共演した女優の名取裕子(61)は「こうして女優をできるのは赤木さんのおかげ」と感謝の思い語った。

 “芸能界のママ”との別れ。ハンカチに涙の跡がつくほど悲しみに暮れた。名取は主演デビュー作のTBS系「おゆき」(77年)で嫁・姑(しゅうとめ)役で赤木さんと初共演し、「お姑さん役でしたが、赤木さんのお嬢さんと同い年ということで公私ともにお世話になりました」。14歳で実母を亡くしたため、赤木さんのことを「本当の母親のよう」と親しみを持ち、「一緒にお料理をし、すてきなママでした。ママがいる現場といない現場は全然違い、温かく包んでくれました」としのんだ。90代まで現役を貫き、後輩たちに“ママ”と慕われた赤木さんに対し、「あんな風に私も若い女優たちを支えていき、恩を返していきたい」と誓った。

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