大量吐血の福田こうへい、6日に千葉県のコンサートで仕事復帰へ「歌をお届けいたします」

スポーツ報知
6日に復帰することを発表した福田こうへい

 11月23日に大量吐血して緊急入院し、コンサートを中止した演歌歌手の福田こうへい(42)が6日に復帰することが4日、公式サイトで発表された。

 サイトでは、福田の現状について「おかげさまで、患部も塞がり、出血も止まりました。引き続き投薬治療で、今後の経過をみていくという現状です」と報告。6日に千葉県文化会館で行われるJAが招待する営業のコンサートで復帰するとし、一般ファンにむけては8日のBSテレビ東京「第51回日本作詩大賞」の生放送で復帰後初の姿を見せる。

 福田は「関係者のみなさま、ファンのみなさま、この度は、多くのご心配と、ご迷惑をおかけしまして、申し訳ございませんでした。あと数日、体調恢復に努め、仕事に復帰したいと思います。歌えなかった期間の歌への思いも加えた歌をお届けいたします」とコメントした。

 福田は11月23日、福島・白河市内で行ったコンサートの昼の部終了後に体調不良を訴え、楽屋で大量に吐血。夜の部を中止し、救急搬送された。胃と食道の接合部に亀裂が入っていたことが判明し、クリップで止血する応急処置を行った。

 25日に「NHKのど自慢」に生出演したが、出演後に故郷・盛岡市に戻って入院し、精密検査を受けた。26日には「急性胃粘膜病変にともなう黒色吐物」との病名を発表。10日間の治療が必要と診断されたことを伝えていた。

 治療に伴って歌手活動を休養。先月27日の福岡・飯塚市、28日の長崎・諫早市の公演はそれぞれ中止し、今月3日の山梨公演は来年2月18日に延期することが発表されていた。

 福田は、2012年10月に「南部蝉しぐれ」でメジャーデビューし、30万枚のヒットを記録した。13年に日本レコード大賞新人賞を受賞。NHK紅白歌合戦は13、14、16、17年と4回出場している。

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