赤木春恵さん、出棺…「贈る言葉」で天国へ

スポーツ報知
赤木春恵さんのひつぎを持つ(左から)川崎麻世、角野卓造、太川陽介、孫の野杁俊希、植草克秀(右から2番目)ら

 11月29日に心不全のため亡くなった女優の赤木春恵(あかぎ・はるえ、本名・小田章子=おだ・あやこ)さん(享年94)の葬儀・告別式が4日、東京・杉並区の築地本願寺和田堀廟所で営まれた。赤木さんが校長役を務めたTBS系「3年B組金八先生」の主題歌「贈る言葉」が流れる中、午後2時51分、出棺された。

 赤木さんの棺には親友の森光子さんとおそろいの楽屋着のほか、孫からの手紙、孫と犬の写真、好物のせんべい、知人が手作りしたおひな様が入れられたという。午後2時40分頃、同局系「渡る世間は鬼ばかり」のメインテーマが鳴り響く中、角野卓造(70)、川崎麻世(55)、植草克秀(52)、太川陽介(59)らによって運ばれた。出棺の際には「日本一」というかけ声も。同番組で親子役を演じた角野は顔を真っ赤にして見送った。赤木さんは東京・渋谷区の代々幡斎場で荼毘(だび)に付される。

 長女の野杁泉さん(61)の夫で所属事務所の社長・野杁和俊さんが喪主を担当。赤木さんが色紙に「愛ありて今日を生きる」と書いていたことを明かし、「ドラマや映画は何千人と関わって作る。愛を持って接すれば必ず返ってくると教わった。家族はこの言葉を大切に生きていきたい」と誓った。

 この日は俳優の角野卓造(70)、女優の中村玉緒(79)、佐久間良子(79)らが参列。里見浩太朗(82)、大空眞弓(78)、石井ふく子さん(92)が弔辞を読み上げ、最後の別れを告げた。

芸能

×