「今日俺!」で人気の伊藤健太郎 人気コミック実写映画「惡の華」主演決定

スポーツ報知
伊藤健太郎

 俳優の伊藤健太郎(21)が、同名コミックを原作にした映画「惡の華」(19年秋公開、井口昇監督)に主演することが4日、分かった。昨年、お笑いコンビ「バッドボーイズ」の佐田正樹の自伝小説の実写映画「デメキン」で初主演して以来、2度目の映画主演。内向的な文学少年だった主人公の高校生・春日高男を演じる。

 今年だけで映画7作に出演。放送中の日本テレビ系ドラマ「今日から俺は!」(日曜・後10時半)では主人公の相棒を好演。AKB48の柏木由紀(27)とダブル主演するTBS系連続ドラマ「この恋はツミなのか!?」(MBS=日曜・深夜0時50分、TBS=火曜・深夜1時28分)の放送もスタート。ドラマに映画に引っ張りだこの中で、新たな主演作が舞い込んだ。

 原作は別冊少年マガジンに09年から5年間の連載中、11年「このマンガがすごい!」ランクイン、12年「マンガ大賞」にノミネート。テレビアニメ化、舞台化もされた人気作。伊藤にとって、内向的な主人公は「今日から―」などで見せるキャラクターとは対照的。「春日を理解するのは難しいかもしれません。ただ、誰もがどこかに共感は出来ると思うんです。『惡の華』を観た大人の方にはこういう思春期があったなと思い出して欲しいですし、まだ思春期を迎えていない人達にもこの映画がどう映るのかが非常に楽しみです」と自身の新境地開拓にも期待した。

 共演には、先月公開された映画「ういらぶ。」でも共演した玉城ティナ(21)、雑誌「ニコラ」モデルの秋田汐梨(15)のほか、飯豊まりえ(20)が名を連ねる。

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