梅沢富美男、4回目の現状維持査定に不満「番組が成り立たない」

スポーツ報知
梅沢富美男

 俳優・梅沢富美男(68)が6日放送のTBS系「プレバト!!」(木曜・後7時)に出演し、人気コーナー「俳句の査定ランキング」の「永世名人への道」で、4回目の現状維持となった。

 同コーナー最高位10段の梅沢は「銀座のイルミネーションの写真で一句」というお題に「義士の日の まねきに白く 降る夜空」と詠んだ。

 この句について梅沢は「銀座と言えば歌舞伎座」と話し、「義士」という言葉は「赤穂浪士」のことで、12月14日が討ち入りの日なので「義士の日」が冬の季語だと解説。その上で「招(まね)き看板に雪が積もっていると、赤穂浪士が闊歩(かっぽ)した時も雪が降ったんだろうなと思いこの句を詠んだ」と説明した。なお、現在の歌舞伎座に、招き看板は設置されていない。

 俳人・夏井いつき先生(61)は、この句の評価のポイントは「に」と指摘し、「現状維持」の評価を下した。

 先生からの一言は「切れ!」。夏井先生は「『義士の日』というマニアックな季語を丁寧に使おうとするのはいいけど、若い人たちは『まねき』が『看板』ということを分かりますかね」と疑問を投げかけた。

 「『まねき』に『看板』というルビを振る裏技があります」と話し、「義士の日の まねき(看板)や白く 降る夜空」と添削した。

 梅沢は4回の現状維持査定に納得がいかず「3人も10段がいたら番組が成り立たない」と夏井先生に不満をぶつけたが、これに夏井先生は「番組は成り立つの」とあきれた。

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