ロバート結成20周年 ケンカしそうだった過去も回顧

スポーツ報知
結成20周年を振り返ったロバートの(左から)山本博、秋山竜次、馬場裕之

 お笑いトリオ・ロバートが7日、東京・池袋パルコで行われる結成20周年記念展覧会「ロバート激ヤバ祭」(8日~27日)オープニングイベントを行った。

 「ナイロンDJ」、「邪念0」などロバートのシュールなコントの世界観が凝縮された展覧会。秋山竜次(40)は「8万人に集まってくださってありがとうございます」。集まった約30人の報道陣を見ながらあいさつがわりにボケた。

 同所には約6年半前から秋山が始めた梅宮辰夫の体ものまねで使用するお面も飾られている。「事務所を通じて、壁中、梅宮さんで埋めていいか梅宮さん本人に確認したら、『どうぞどうぞ』って」と本人公認であることを告白。ことある度に梅宮に承諾をとるため、面倒に思われていると明かしたが、「毎回聞くんですが、『いいから、やれよ!』と。全てOKで素晴らしい方です」と感謝した。

 1998年に結成し、2011年にキングオブコント優勝。秋山は、架空の人物になりきる「クリエイターズ・ファイル」で展覧会を開催するほどの人気ぶり。料理好きの馬場裕之(39)は特技をいかしてレギュラー番組4本を抱え、山本博(40)もプロボクサーのライセンスを獲得した。個々でも活動の幅を広げ、トリオとしても円熟期。

 順調そうに思えるが、「ケンカしそうなことは何度もあった」と秋山。特に幼なじみでもある馬場に腹が立っていたようで、「馬場が何もやらなくて、ネタ合わせに寝袋を持ってきた。やる気がないのかと思っていたけど、今はこういうやつだから仕方ない」と性格を理解した上でいい関係性を築いている。その上で「幼稚園のお遊戯会から文化祭も一緒だった。40代でお祭りを一緒にできて光栄です」。一方、馬場も「ゆり組の頃から面白いよ」と秋山の幼稚園時代から変わらぬ面白さをたたえ、握手を交わした。

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