とろサーモン久保田&スーマラ武智、8日にも上沼恵美子に直接謝罪…M-1審査に暴言

スポーツ報知
「とろサーモン」の久保田かずのぶ(右)と「スーパーマラドーナ」の武智正剛

 漫才日本一決定戦「M―1グランプリ」終演後、お笑いコンビ「とろサーモン」の久保田かずのぶ(39)と「スーパーマラドーナ」の武智正剛(40)が、審査員の上沼恵美子(63)に暴言を放った騒動で、2人が上沼に直接謝罪することが7日、分かった。8日にも実現する。

 8日には大阪・読売テレビで「気になる情報のウラのウラ 上沼・高田のクギズケ!」(日曜・前11時40分)の収録が予定されている。関係者は、スーパーマラドーナが、予定していた京都・よしもと祇園花月での本公演(後0時半、後3時半の2回)の出演をキャンセルし、ザ・ぼんちに変更になったことを指摘。とろサーモンも「冬のよしもとお笑いライブin高石」に出演予定で、大阪に滞在している。

 2日のM―1にゲスト出演した久保田が打ち上げで、「そろそろもうやめてください」「お前だよ。分かんだろ、右側のな!」などと、審査員席の一番右に座っていた上沼を批判するような発言。これを武智がインスタライブで配信し、武智も「右のオバハンにはみんなうんざりですよ」と発言していた。

 2人は4日にSNSで謝罪したが、関係者は「会って謝るのが筋。直接謝罪させる意向です」とした。既に所属する吉本興業は上沼に謝罪しているが、上沼が2人の謝罪を受け入れるか、注目される。

 とろサーモンはこの日、長野県内で行われた「漫才のDENDO全国ツアーin木曽」に出演。ほぼ満員の観客に拍手で迎えられると、久保田は「燃え尽きて燃え尽きて、今は目と心臓だけが動いております」と疲れた表情を浮かべた。ただ、直接暴言騒動には言及せず、他の出演者の半分の約7分でネタを終えると、早々に会場を後にした。

 この日はトレンディエンジェル、ウーマンラッシュアワーらも出演。2016年のM―1で上沼にダメ出しされたスリムクラブの内間政成(42)が上半身裸になり、上を向いた「昇り龍わき毛」を披露すると、真栄田賢(42)が「僕らこそ上沼さんに怒られそうです」と暴言騒動をイジり、笑いを誘っていた。

 一方、スーパーマラドーナは大阪・中央区のなんばグランド花月の公演に出演。武智は冒頭に「お騒がせして申し訳ありませんでした」と謝罪した。

 ◆M―1審査員批判騒動の経過

 ▼2日 「M―1グランプリ」にスーパーマラドーナが出場、とろサーモンが前回優勝者としてゲスト出演。スーパーマラドーナは7位敗退。上沼の審査は89点

 ▼3日未明 打ち上げで久保田と武智が上沼を批判する発言をした後、武智が撮影動画を「インスタライブ」にアップ

 ▼3日 上沼がラジオで審査員からの引退を宣言

 ▼4日 久保田と武智がツイッターで謝罪

 ▼5日 「M―1」司会で吉本先輩の今田耕司がイベントで「代表して申し訳ありませんでした」と謝罪。上沼には「引退せずやっていただきたい」と審査員の辞意撤回を求める

 ▼同 ウーマンラッシュアワー・村本大輔が「M―1で注目されるのは漫才だけでいい」とツイート

 ▼同 南海キャンディーズ・山里亮太がラジオで「飲んだら(SNS)やるな」と両芸人を批判

 ▼6日 ナインティナイン・岡村隆史が「悲しくなる」と後輩2人を批判しながらも「ホンマお許しを、お願いします」と上沼へのメッセージを語る

 ▼7日 審査員の一員だったサンドウィッチマン・富澤たけしがブログに「あの席にいることは相当な覚悟が必要です。審査員も審査されますし」とつづる

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