伊藤美裕、来春に4年ぶり新作で作詞に初挑戦「いずれクイーンのような曲を書きたい」

スポーツ報知
毎年恒例の冬のワンマンライブを行った伊藤美裕

 歌手の伊藤美裕(31)が8日、東京・渋谷区のライブハウス「恵比寿天窓.switch」で毎冬恒例の単独ライブを行った。

 ファン約80人を前に「12月ということで気持ちがせわしくなるような時期ですが、この時間だけはゆったりして帰ってもらえたらいいなという思いで歌を歌っていきます」とあいさつした。

 大好きな1970年代のシティポップスを中心に、大貫妙子の「船出」、沢田研二の「君をのせて」、ブレッド&バターの「ピンク・シャドウ」とカバー。オリジナル曲は「月の鍵」「あなたの花になりたい」を歌い、アンコールではダニエル・ビダルの「オー・シャンゼリゼ」など17曲を熱唱した。

 今年1月には、デビュー以降、自身の歌手活動を支えてくれた所属事務所の大谷勝巳会長が亡くなった。「いつも私のことを気にしてくださっていて、その訃報を聞いた時、まだ恩返しができていなかったと思い、そこから一念発起して活動してきました」。2018年を振り返り、「今年は人の死を含めて、自分自身と向き合う時間がとても多かった。一つずつ形にしていくことが大事なんだと考えさせられた1年でした」と振り返った。

 デビュー9年目を迎える来年春には、4年ぶりとなる新作のリリースを予定している。シングル、アルバムなど形態は未定だが、現在は作詞に初挑戦しており「新しいものを作っていきたい」と気合十分に話した。

 先日、英ロックバンド「クイーン」のフレディ・マーキュリーの生涯を描いた映画「ボヘミアン・ラプソディ」を2回見たそうで、「音楽の可能性を感じました。いずれは私もクイーンのような曲を書きたい」と触発されていた。

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