水森かおり、今年の紅白は巨大衣装を封印「平成最後であっと驚かせます」

スポーツ報知
徳間康快さんの墓前に16年連続紅白出場を報告した水森かおり

 歌手の水森かおり(45)が10日、東京・港区の長谷寺で、所属レコード会社「徳間ジャパン」の元社長・徳間康快さん(2000年死去、享年78)の墓前に、今年で16年連続となるNHK紅白歌合戦出場を報告した。

 16回目の年末の大舞台が決まった水森は「良い報告ができて光栄です。演歌の(出場歌手の)枠が少なくなる中で選んでもらえてうれしい。回数を重ねるごとに紅白の舞台に立つ難しさやうれしさといろんな気持ちが出てきます」とかみしめていた。

 紅白では12年から昨年まで巨大衣装で沸かせてきた水森だが、「NHKさんから話がきて、今年は巨大衣装はやらないです」と封印を宣言した。

 衣装の高さや大きさが毎年グレードアップしてきただけに、「私も最初はビックリした。『また大きくなるんでしょ』という皆さんの予想をくつがえします。平成最後の紅白であっと驚かせますので、楽しみにしてほしい」と笑顔。報道陣から歌唱位置の高さを聞かれ、「下と言えば下ですね。水着は着ないですよ」と笑わせた。

 今年の紅白は、歴代最多の50回出場を区切りに13年に卒業した北島三郎(82)が5年ぶりに出場し、特別企画で代表曲「まつり」を歌う。水森は「北島さんの歌を聴いて1年が終わるというのが毎年あるので、楽しみにしてます。『頑張れよ』の一言で力をもらいます」。昨年、北島から大好物の鶏肉弁当をもらったことを振り返り「大好きなんですと伝えたら、『そんんなに好きならもう1個あげる』と言われた」と思い出を明かした。

 今年は新曲「水に咲く花・支笏湖へ」が出荷13万枚突破とロングヒット。キャンペーンでは北海道から九州まで38都道府県に足を運んだといい、「来年は47都道府県を制覇したい」と気合十分に語った。

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