岡崎体育が銀幕デビュー 4月公開「麻雀放浪記」でオタクテロリスト役

スポーツ報知
オタクテロリスト役で映画初出演する岡崎体育

 シンガー・ソングライターの岡崎体育(29)が、斎藤工(37)主演の映画「麻雀放浪記2020」(来年4月5日公開、白石和彌監督)で銀幕デビューすることが11日、分かった。

 故・阿佐田哲也氏の同名小説が原案。東京五輪が中止になった2020年の“未来”にタイムスリップしたばくち打ち・坊や哲(斎藤)がAI(人工知能)を相手に麻雀勝負を繰り広げるオリジナル作品。

 岡崎は、坊や哲の面倒を見ることになった地下アイドルの熱烈なファン・ドク役。電磁パルスを仕掛け、彼を翻弄するオタクテロリストを演じる。

 NHK連続テレビ小説「まんぷく」(安藤サクラ主演、月~土曜・前8時)では、進駐軍で大阪なまりの日系人チャーリー・タナカ役で話題を呼んだが、実は「麻雀放浪記2020」の撮影が先(昨年11、12月)。そのため、今作が“俳優デビュー作”でもある。

 岡崎は「ついに、岡崎体育の憎らし&愛らしフェイスが、劇場のスクリーンに映し出される時が来ました」と喜びのコメント。「今後の宿題として、アカデミー賞の新人賞にノミネートされたけど受賞には至らず、受賞された俳優さんに、少し悔しさの見え隠れする笑顔で賛辞を送る練習をしておきます」と、役者との二刀流にも意欲を見せた。

 白石監督は「岡崎さんの独自の世界観が好きでお願いしたのですが、大正解でした」と満足げ。「これからお芝居の仕事が増えるんだろうなと思います」とたたえた。

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