平成最後のライダーに抜てきの18歳・奥野壮 目標は「日本アカデミー賞」

スポーツ報知
インタビューに答える奥野壮(カメラ・小泉 洋樹)

 テレビ朝日系「仮面ライダージオウ」(日曜・前9時)で主人公の常磐(ときわ)ソウゴを演じている俳優の奥野壮(そう、18)が、22日公開の映画「平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER」(山口恭平監督)に主演する。昨年11月の「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」を機に芸能界入りし、1年余り。平成最後のライダーに抜てきされた18歳は「考える暇もなく来た。激動の1年」と振り返り、「将来は日本アカデミー賞を取りたい」と大きな目標も口にした。

 9月にスタートした「仮面ライダージオウ」が早くもスクリーンに登場する。奥野は映画でも初主演を果たした。

 「9月の終わりから1か月間、テレビのレギュラーを撮りながら映画も撮影して、今までで一番の山場でした。ちょうどレギュラーの方でも『ソウゴの感情を深いところまで読み取って』と、監督からコッテリ絞られていたので…。大変過ぎて、映画ならではの苦労、というのはあまり覚えてないんです。でも、初めての映画なので、いい思い出になりました」

 映画版では、前作「仮面ライダービルド」で犬飼貴丈(あつひろ、24)が演じた桐生戦兎(きりゅう・せんと)が重要なキャラクターとして登場する。「ジオウ」の序盤にも出演した先輩との再共演が、何よりうれしかった。

 「憧れの大先輩。犬飼さんのお芝居を見て勉強してきたし、尊敬できる方です。同じレベルのお芝居をしたいなと思ってますけど、やっぱり1年間やってきた人は、感情の出し方からして違います。今回、ビルドの横でジオウが一緒に変身するシーンがあって、本当に感動しました。僕としては一番見てほしいところです」

 今回は「ビルド」だけではなく、00年の「クウガ」から「ジオウ」まで、平成ライダー20人全員が集結するのも、大きな見どころの一つだ。ライダー・ファンの一人として言葉に力を込めた。

 「全員がそろうシーンは圧巻の一言です。本当に平成ライダー最後の瞬間なんだって思えて。どのライダーを見ていた方も楽しめると思います」

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