氷川きよし、恒例クリスマスライブで1万人魅了 来年は20周年「猪突猛進でブイブイ言わせる」

スポーツ報知
豪華衣装で歌う氷川きよし

 歌手の氷川きよし(41)が14日、東京国際フォーラムでスペシャルコンサート「きよしこの夜」を行った。

 18回目となる毎年恒例のクリスマス公演。前半は「冬のペガサス」などクリスマス楽曲を含めたポップス曲、後半は累計20万枚の新曲「勝負の花道」など演歌楽曲を中心に全30曲を熱唱した。黒の紋付きはかま、バタフライ柄スーツなど8種類の衣装でも魅了し、昼夜2公演で計1万人を沸かせた。

 大みそかのNHK紅白歌合戦は今年で19年連続出場。ステージ演出については「1人2役やりたい」と明かし、衣装は「最高級のものを世界中から集めて披露したい気持ちです」と笑顔を見せた。今年の漢字には「幸」を挙げ、「災害が多かったけど、皆さんが幸せになることを願ってます」と語った。

 紅白出場に加え、「勝負―」が日本レコード大賞優秀作品賞に選ばれるなど歌手活動は絶好調だが、「一人間としては寂しいんですよ」と嘆き節。私生活では6月にオキナインコの「み~ちゃん」を飼い始めたといい、「朝6時からすごいしゃべる。癒やされます」。愛犬は3匹いるが、ミニチュアダックスのココア(オス、13歳)は生まれつき全盲で「目が見えないながらも一生懸命生きてる。自分も見習って、命ある限りまっすぐ歌い続けていかなきゃいけないと教わった」とかみ締めた。

 来年はデビュー20周年を迎え、「氷川きよしとしてハタチになります」としみじみ。5、10、15周年に続く日本武道館公演を7月11、12日に行うことが決定した。「来年はいのしし年なので猪突猛進で、いのししのようにブイブイ言わせながら頑張りたい」と力を込めた。

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