モー娘。飯窪春菜が卒業「めげずに折れずにやってこられた」

スポーツ報知
アンコールでファンの声援に応える飯窪春菜(中央、カメラ・清水 武)

 「モーニング娘。’18」の飯窪春菜(24)が16日、東京・日本武道館で行われた全国ツアー(13か所28公演)の最終公演で卒業した。「私の人生を色濃く彩ってくれたのが、モーニング娘」と、10期生として11年9月に加入してからの約7年3か月間をかみ締めた。

 アンコール1曲目、自ら選曲した「恋ING」はソロで歌い上げた。「歌、ダンスが未経験ということだけじゃなく、加入した時点で9期10期の中で最年長。何もできない最年長でいることが何よりしんどかった。それでも、めげずに折れずにやってこられた」。苦しい時期を乗り越えムードメーカーに成長した。“モー娘の明石家さんま”として、そして頼もしいサブリーダーとしてグループをけん引してきた。

 ステージでは11人からのメッセージを、涙ながらに受け止めた。卒業後はバーチャルアイドル「Ni―na」のプロデュースなどを手掛ける。「まだまだ私の未来は続くので」。来年3月13日には07年からの楽曲を収録した20周年記念ベストアルバムが発売される。

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