福山雅治、５０歳誕生日にライブ弾き語りアルバム発売

　歌手で俳優の福山雅治（４９）が、５０歳の誕生日の来年２月６日に４枚組みのアルバム「ＤＯＵＢＬＥ　ＥＮＣＯＲＥ」を発売することが１７日、決まった。

　１月開幕の全国アリーナツアー（２６公演）、５月の東阪ドーム公演（４公演）、７月２１日のファンクラブ３期生向けのプレミアムイベント、福山が２０１８年に行ったライブ（全３１公演）のダブルアンコールだけを収録した同作。ダブルアンコールは、福山にとって一人で観客と向き合い、一期一会を体現する特別な空間だ。ギター一本でステージに立ち、弾き語りを披露するのが定番となっている。会場によって観客の熱量が異なるなどするため、同じ楽曲でも、聞こえ方が変わってくるのが特徴だ。

　ファンからＣＤ化のリクエストも多く、「いつか形にできれば」と温めていた企画。スタッフと打ち合わせする中で、各公演のダブルアンコール音源の存在が分かり、実現に至った。アルバムには楽曲にまつわるトークも収録されたため、収録時間は異例の４時間超、４枚組みになった。

　福山は「その日、その会場でしか起こり得なかった歌とギター、空気感が収録されていた」と自信。「僕の感情もオーディエンスの感情も含んだ一発録（ど）りの良さというか、共に作り上げた弾き語りのテイクたち。特別な作品性を感じました。（このアルバムは）ライブという『その時にしか生まれ得ない感情の記録』です」とコメントした。