「カメラを止めるな!」の上田慎一郎監督、特別賞に「全部夢だったと思うこともある」…報知映画賞授賞式

2018年12月18日14時38分  スポーツ報知
  • ブロンズを受け取る特別賞の上田慎一郎監督(カメラ・越川 亘)

 第43回報知映画賞授賞式が18日、都内のホテルで行われた。特別賞には低予算作品ながら社会現象にもなった「カメラを止めるな!」が輝き、上田慎一郎監督は「まだ受け止め切れていません。朝起きたら『全部夢だった』と思うことがあります」と喜びを語った。

 賞状やブロンズなどを授与した選考委員の斎藤安広氏から「だいぶもうかったのでは? 売り上げは31億、経費は? 300万。残りは全部稼いだ?」と、矢継ぎ早に“取材”を受け、「突然の取材に、頭が真っ白になりました」とあいさつした上田監督。自身が生まれた84年の報知映画賞特別賞は「お葬式」の宮本信子だったと明かして、「(この映画は)『お葬式』以来のヒットと言われているが、ちょっと複雑な縁を感じています。記録より記憶というが、(この受賞の記録が)20~30年後に、この作品を知らない青年に(手に)とってくれればうれしい」と語った。

 会場には同作に出演した濱津隆之、真魚(まお)、秋山ゆずきが駆けつけ、花束で祝福した。秋山は「まさか撮影のころは、こんな(授賞式の)すごい景色が見られると思わなかった。上田監督のおかげ」と感謝した。

 ◆上田 慎一郎(うえだ・しんいちろう)1984年4月7日、滋賀県生まれ。34歳。2010年、映画製作団体PANPOKOPINAを結成。15年、オムニバス映画「4/猫」の一編「猫まんま」で商業デビュー。妻・ふくだみゆき監督のアニメーション映画「こんぷれっくす×コンプレックス」などのプロデューサーを務めた。

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