作品賞・海外部門「ワンダー 君は太陽」配給のキノフィルムズ・武部由実子社長「今後も精進して参りたいと思います」…報知映画賞表彰式
スポーツ報知
第43回報知映画賞の表彰式が18日、都内で行われた。
作品賞・海外部門に輝いた米映画「ワンダー 君は太陽」(スティーヴン・チョボスキー監督)配給のキノフィルムズ・武部由実子社長はチョボスキー監督の「この受賞は、この映画に携わった全ての人の喜びです。素晴らしい喜びとは人から与えられるものではなく、人に与えるものなのです」というコメントなどを読み上げた上で「今後も精進して参りたいと思います」と真剣な表情で話した。
選考委員のLiLiCoさん(48)が花束プレゼンターとして登場。「(事前に流れた)予告編だけでも思い出して泣ける。こんなにも優しさにあふれる映画があったのかと…。意地悪な部分も優しい涙になっていく。見た方を変えるパワーを持った映画だと思います」と絶賛した。
顔が変形する病気で差別や偏見とも闘う少年を主人公にした感動作で、母親役のジュリア・ロバーツ(51)の好演も光った。昨年公開された全米では3000館以上で封切られ、ヒット。日本でも好評で先ごろDVDが発売されたばかりだ。