大森立嗣監督、樹木希林さんに感謝「ものすごく包まれているような感じだった」…報知映画賞表彰式

2018年12月18日15時7分  スポーツ報知
  • 監督賞の大森立嗣監督(カメラ・越川 亘)

 第43回報知映画賞の表彰式が18日、都内で行われた。

 「日日是好日」で監督賞に輝いた大森立嗣監督(48)は黒のベレー帽をかぶって登壇すると、「監督賞というのは複雑な気持ち。映画は俳優さんを撮るためにスタッフがいると思っているので」と、まず一言。その上で「今回は希林さんが(賞を)置いていってくれたのかなと、そんな気がします」と、主演で今年9月に亡くなった樹木希林さん(享年75)に感謝した。

 撮影中の樹木さんの印象について「怖いと聞いていたけど、ものすごく包まれているような感じだった。(受賞の)この様子を希林さんに見ていただきたいのに…。でも、それはしようがないです。僕らは映画界で生きていくしかない」と決意を語った。

 お祝いゲストとして同作出演の黒木華(28)が華やかな桃色の着物姿で花束を持って登場。「取材を受けるたびに『こんなに静かな映画を撮る監督だと思わなかった』と言われて…。私は監督の胸に抱かれて落ち着いて撮れたと思います。今度は激しい大森監督(の作品)も経験したいです」と笑顔で話した。

 ◆大森 立嗣(おおもり・たつし)1970年9月4日、東京都生まれ。48歳。駒大時代にサークルで映画を撮り始め「赤目四十八瀧心中未遂」(03年)の製作に参加。05年「ゲルマニウムの夜」で監督デビュー。真木よう子主演「さよなら渓谷」(13年)がモスクワ国際映画祭特別賞。近作に「まほろ駅前狂想曲」「セトウツミ」「光」など。来年2月に「母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。」が公開。

 ◆「日日是好日」 原作は森下典子氏のエッセー。生きがいを見つけることができない女子大生(黒木)が、茶道教室に通い始める中で少しずつ人生に張り合いを感じ始め、変化していく。

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