羽生竜王、100期か27年ぶりの無冠か…竜王戦第7局21日決着

スポーツ報知
1日目を終え盤上を見つめる羽生善治竜王

 羽生善治竜王(48)に広瀬章人八段(31)が挑戦している将棋の第31期竜王戦7番勝負の第7局が20日、山口県下関市の「春帆楼」で始まった。

 羽生にとっては、勝つとタイトル通算100期の偉業、敗れると27年ぶりの無冠転落となる大一番。先後を決める注目の振り駒は「と金」が3枚出て、広瀬が有利な先手番を得た。

 戦型は第1~4局に続いて今シリーズ5度目の「角換わり腰掛け銀」に。両者ともに先手・後手で1勝ずつ挙げている。

 序盤から激しい戦いになった第6局は竜王戦史上最も早い終局で羽生が敗れたが、本局はゆっくりとした展開に。先手が有利性を生かしやすい進行で、午後6時に封じ手を迎えた。21日午前9時に再開され、同日午後に決着する見込みだ。

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