黒柳徹子、1500回放送「世界ふしぎ発見」全て出演!「100歳まで仕事する」

スポーツ報知
「世界ふしぎ発見」1500回目の収録に参加した黒柳徹子

 TBSの長寿番組「世界ふしぎ発見」(土曜・後9時)の放送1500回目の収録が20日、都内のスタジオで行われた。1986年4月19日の番組スタート時から出演するMCの草野仁(74)、解答者の黒柳徹子(85)、野々村真(54)らが参加し、収録後に取材に応じた。

 「歴史と遊ぶ」をコンセプトに宇宙の誕生から現在まで古今東西のふしぎを紹介する番組。節目の1500回は1月19日に25分拡大版で放送される。

 黒柳は、同番組が初めて出演するクイズ番組だったと告白。「小学校の時が戦時中だったものですから、歴史とか地理とか勉強していなかった。中学に上がっても歴史も地理も駄目だった。これで大人になったらどうしようという心配がずっとあった。歴史と地理を勉強せずに死ねないと思っていた」と振り返った。

 そんな折に重延浩エグゼクティブプロデューサーから番組出演の依頼があった。「クイズに出てできないと『頭が悪いな』と思われて、他の番組に支障を来すので、出ないようにしていたが、これは勉強ができそうだと分かりやって参りました」。生来の負けず嫌いが顔をのぞかせ、図書館で本を借りて勉強したという。「始まった頃は50(歳)で、長かったなと思う」と振り返った。

 番組関係者によると、番組スタートから1500回まで、草野とともに無欠席で出演し続けた。「仕事をしながら勉強ができて、出演料をもらえるなんて、こんなことない。毎週いろん問題を見たり、見たことのない風景を見たりできて、好奇心いっぱいです。100(歳)まで仕事をしていくつもり」と生涯現役宣言が飛び出した。

 21歳で初出演した野々村は「一生懸命に答えることが自分の役目。(答える時に)ボケようと考えたことない。今54(歳)ですが、これからも一生懸命答えていきたい」。番組開始20年目にようやくパーフェクトに回答できたと、苦笑いで打ち明けた。

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