小倉智昭氏「伊藤さんが乗っ取ろうとしている」の古市ツッコミに「譲る気ない」

膀胱ガンの摘出手術で長期休養中のフリーアナウンサーの小倉智昭氏(71)が21日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月~金曜・前8時)に電話で生出演した。
小倉氏は20日に退院した。コメンテーターで社会学者の古市憲寿氏(33)から「復帰のメドはついているんですか」と聞かれ「上半身だけで元気にしゃべってニコニコしているんだったら年明けでもできると思うんです」としたが「ただお医者さまの経験から1月は無理をしないで自宅で療養したり運動したり。正直、ゴルフもやれますよって言っている。ただ、番組休んでゴルフ場にいたら世間体っていうのもあるじゃん。散歩をしたり出歩いたりしながら下半身のトレーニングをするってことじゃないですかね」と当面はリハビリ生活に専念することを明かした。
古市氏から「家にいたらいたで伊藤さんが乗っ取ろうとしているんじゃないかとか」と休養中にMCを務めているフジテレビの伊藤利尋アナ(46)の下克上を突っ込まれたが小倉氏は「1か月弱、見ているじゃないですか。キャストのみなさん、スタッフのみなさんの優しさが伝わってくるんで、クーデターだとか乗っ取りだとか冗談で言いましたが、こっちも譲る気はないし、早くそこの真ん中に戻って座りたいなというのが正直な気持ちです。ちょっとだけ待ってください」と話した。
入院中は視聴者から激励の手紙、メッセージなどが届き「本当に感謝しています」と明かし、全国で膀胱がんで悩んでいる人から手紙をもらったという。こうした現実に「膀胱だけにあんまり人には話したくないというのが分かりましたから、これはボクの役目ですから。糖尿と膀胱がんを語らせたら医者以上だと言われるぐらい、勉強してお役に立ちたいと思っています。本当にみなさんありがとうございました」と明かしていた。