東国原英夫氏、元貴乃花親方が国会議員になったら「5年、10年頑張れば文科大臣は夢じゃない」

21日放送のフジテレビ系「バイキング」(月~金曜・後11時55分)では、元貴乃花親方こと花田光司氏(46)が、20日に国会内で行われたスポーツ団体の不祥事について今後の対応を話し合う「スポーツインテグリティ(高潔性)フォーラム」に一般としてサプライズ出席したことを特集した。
コメンテーターの東国原英夫氏(61)は「1、2年の元親方の言動を見ていて、戦略性がないという結論を私は持っています。今回も戦略はないんじゃないかなと思う一方で、戦略に裏打ちされた行動なんじゃないかとも思っています」と見解を示し、「国会関係者からこういう会があるよとお誘いがあったとすると、行ってみたら当然注目されるので、それを(参院選出馬への)布石にするというのが考えられます」と推測した。
MCの坂上忍(51)から「出馬への戦略ととらえた場合、馳浩議員の後押しはあるんですか?」と、元貴乃花親方が相撲協会を去る際に、馳浩衆院議員(57)を訪問したことを引き合いに出し東国原氏へ質問した。
これに東国原氏は「当然あります。当然あると思います。馳議員は表に出ませんけど、あの人は議員になって20年、戦略家になっています。大臣も経験しましたし、おそらく馳さんの(花田氏への)つかず離れずのアドバイスとかがあったんじゃないかなと思います」と話した。
さらに坂上は、元貴乃花親方の心境についてコメントを求めると、東国原氏は「元貴乃花親方は『子供たちに相撲を広める』と言っていた。それに、各小学校に土俵を作りたいというビジョンもお持ち。これが出来るのは文科省なんですよね。一番近道は文科省なんです」と返答すると、坂上は間髪入れず「で、馳議員は元文科大臣」と同意。
東国原氏は「個人で子供たちに相撲の普及をするのは限界があると思います。(相撲)協会の圧力もあるでしょうし。それを“看板”として出来るのは国会議員のバッジなんです。それを考えれば、誰が考えたって看板を背負った方が活動しやすい」と話した。
ゲストの橋本マナミ(34)は花田氏について「組織にいるのが苦手そうな方なので、政界でやっていけるんですか?」と質問。この意見についても東国原氏は「国会議員ていうのは“個人事業主”。それぞれ独立しているんです。それを政党でくくるんですが、一応組織には入っていますが、いろいろな意見を持っている人がそれぞれいます。(政党は)最終的に意見を統一できればいいことなんで。5年、10年頑張れば(花田氏の)文科大臣は夢じゃないと思っています」と言い切った。