柳楽優弥を奥田瑛二が称賛「次女サクラからいろいろウワサを聞いていた」

スポーツ報知
会見に出席した柳楽優弥(左)と奥田瑛二

 俳優の柳楽優弥(28)が21日、都内で、主演するNHK総合のドラマ「母、帰る~AIの遺言~」(1月5日・後9時)の会見に、共演の奥田瑛二(68)と出席した。

 “介護AI”が普及する近未来を舞台にした切ないホームドラマ。病死した母が、夫や息子の精神的な助けになるよう、自分の記憶をAIに移植して遺(のこ)し、AIは仲の悪い父子を取り持とうとお節介を焼き始めるが…、という内容。

 柳楽は、「もともとAIと人間が関わる作品に出たいと事務所の人に伝えていた」と、AIへの関心の高さをアピール。「反省点はあるけど、出来る限りのことはできた。奥田さんに引っ張って頂いて、ありがとうございます!」と養父役の奥田に深々と頭を下げた。その様子を脇目に、奥田は「まあ、いいでしょう」とニヤリ。

 柳楽は、奥田の次女で女優の安藤サクラ(32)と2016年の連続ドラマ「ゆとりですがなにか」(日本テレビ)で共演したこともあり、今回の現場では「そういうお話させていただいて充実した時間を過ごすことできた」。

 奥田は「彼が次女とやったドラマに負けるもんかと思った」と対抗心をチラリ。「一番うれしかったのは、柳楽君と共演できたこと。ウチの次女からいろんなウワサを聞いていたが、ウワサ以上に僕は楽しかった」と称賛した。「ウワサ」とは何かと聞かれると「サクラにとって、あのドラマが初めて共演者とうまく混ざり合えて、同胞という共有感を持てた作品。今までで一番俳優さんたちと気が合い、息が合いやれたということを本人から酒飲んでいる時に聞いた」と秘話を披露した。

 柳楽とつかみ合いのケンカをするシーンの撮影前日には、姉役の市川実日子(40)を含む3人で自主トレを行ったと明かし、「演出がどうなるか分からないのに立ち稽古を3、4時間やった。その後、おいしいご飯を食べに行き、ワインを飲んで次の日に備えた」と充実の現場を振り返った。

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