「あと10日で初日なのに…」紅ゆずるが“ボヤキ節”も平成最後の「タカラヅカスペシャル」満喫

スポーツ報知

 宝塚歌劇の年に一度のスターの祭典「タカラヅカスペシャル2018」が21日、大阪・梅田芸術劇場メインホールで初日を迎えた。東京宝塚劇場で公演中の宙組を除く4組と専科から選ばれたスターが結集し、夢のステージを繰り広げた。

 「Say!Hey!Show Up!!」と題した平成最後の「タカスペ」は、平成の30年間を彩ったショーの主題歌や、宝塚バウホール40周年を記念したバウ公演楽曲メドレーなど歌尽くし。

 月組は、愛希れいかの退団で11月に新トップ娘役に就任した美園さくらとトップスター・珠城りょうとの新コンビ初披露の場となった。

 第1幕のトークコーナーでは、2019年元日に「霧深きエルベのほとり」「ESTRELLAS(エストレージャス)~星たち~」の開幕を控える星組トップスター・紅ゆずるが「あと10日で初日なのに、今、何をやっているのか…。スミマセン、本心でございます」と年の瀬の多忙ぶりをジョークで笑わせ、会場を和ませると、専科・轟悠は「紅さんの独壇場ですね」と感心。

 第2幕のトークでは、トップ最下級生で礼儀正しい珠城に、紅が「ちゃんとしてるね」と声をかけると、「私がふざける訳にはいかないので…」と切り返され、紅は「私もふざけてないわよ!」と突っ込んで、さらに爆笑。紅は「今、台本のどこだっけ?」「楽しみ過ぎてごめんなさい」などと、スターの競演を満喫していた。22日にも開催される。

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