無冠になった羽生善治の呼称は…「前竜王」か「九段」か?永世称号も

スポーツ報知
12月22日付本紙最終版

 将棋の羽生善治前竜王(48)が23日、今年限りで閉所される出身道場「八王子将棋クラブ」(東京都八王子市)をサプライズ訪問した。21日に竜王を失冠し、27年ぶりの無冠に転落してから2日。7歳の時から通う場所で来場者と交流し、原点回帰。恩師の席主・八木下征男さん(75)に感謝を告げ「自分自身は前に進んでいかなくちゃいけないと思っています」と未来を見据えた。

 羽生は、呼称を「前竜王」か、あるいは自らの段位である「九段」かを選択できる立場だが「25日に(日本将棋連盟から)発表させていただきます」と現時点では明かさず。偉大な業績を考慮した将棋連盟により、通常は引退後に名乗る永世称号が付される可能性もありそうだ。

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