【紅白】サザンオールスターズ、平成最後締めた…大暴れ桑田劇場

スポーツ報知
平成最後の紅白を締めたサザンオールスターズの桑田佳祐はユーミンからキスを受けた(カメラ・小泉 洋樹)

 デビュー40周年のサザンオールスターズが、平成最後の紅白を盛大に締めた。

 10分間の“桑田劇場”だった。ボーカルの桑田佳祐は「皆さんにとって、19年が素晴らしい年でありますように。盛り上がっていきましょう!」とあいさつ。「勝手にシンドバッド」でフィナーレを迎えた。

 5年ぶりに出場した北島三郎には「サブちゃん、さすが」。松任谷由実(64)からは頬にキスされ、ともに腰をくねらせると「ラララ ラララ ユーミンさん」。30人近いサンバ隊を従え、ステージを所狭しと動き回った。

 「希望の轍」のイントロが流れると、大歓声。「何年たっても緊張しちゃいます。緊張しています。お茶の間の皆さんも、会場の皆さんも盛り上がって楽しくなっていただければ」。“究極の”大トリとしての大役をこなし、歌唱後、フロアに崩れ落ちた。

 「東京シャッフル」を披露した1983年以来、35年ぶりのNHKホールからのパフォーマンスだった。12月12日に特別企画枠での出場が正式発表され、局側からは2曲の歌唱を求められた。平成最後の紅白の歌唱曲としてふさわしい曲は何か―。10曲以下まで楽曲を絞り込むと、都内のスタジオでリハーサルを繰り返し、「希望の轍」から「勝手にシンドバッド」という組み合わせに決めた。

 親交のある総合司会の内村光良(54)の存在が積極的な参加につながった。オープニングから登場し、「よろしくお願いしま~す」と掛け合い。Superflyの曲紹介にも姿をみせた。北島の「まつり」では巨大うちわをあおぎ、エールを送った。

 桑田は趣味のボウリングに情熱を注ぐ。元日に「桑田佳祐&The Pin Boys」名義で新シングル「レッツゴーボウリング」を発売。サザンとしては春から4年ぶりの全国ドーム&アリーナツアーを控える。2019年は、ボウリングとの“二刀流”で音楽界の主役となりそうだ。

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