中村歌昇 昨年末第2子誕生に「父親として誇りに思ってもらえるように」 新春浅草歌舞伎鏡開き

スポーツ報知
鏡開きを行った歌昇(左から3人目)、尾上松也(同4人目)ら

 歌舞伎俳優の尾上松也(33)らが2日、東京・浅草公会堂で初日を迎えた新春浅草歌舞伎(26日まで)開演前に鏡開きを行った。

 「若手の登竜門」として知られる正月の恒例公演。若手が普段はあまり演じない大役に挑む。座長として今回が5年目となる松也はスーツ姿で登場し「平成最後の浅草歌舞伎。任せられて5年目でひとつの節目だと思っています。みんなで浅草歌舞伎を盛り上げる気持ちを高め合おうと、団結して取り組んできたつもり。全力で勤めたい」とあいさつ。駆けつけたファンに日本酒を振る舞った。

 昨年12月25日に第2子が誕生したばかりの中村歌昇(29)は「昨年の暮れに2人目の赤ちゃんが産まれたので、父親として誇りに思ってもらえるように勤めたい」と決意を新たにしていた。

 演目は第1部(午前11時開演)が「戻駕色相肩」(もどりかごいろにあいかた)、「義賢最期」、「芋掘長者」。第2部(午後3時開演)が「寿曽我対面」、「番町皿屋敷」、「乗合船恵方萬歳」。出演はほかに坂東巳之助、坂東新悟、中村種之助、中村隼人、中村橋之助、中村鶴松、中村錦之助ら。

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