福山雅治、銀行支店長役で「日曜劇場」初主演 副支店長役・香川照之と9年ぶり共演

スポーツ報知
銀行員役で日曜劇場に初主演する福山雅治

 歌手で俳優の福山雅治(49)が4月期のTBS系日曜劇場「集団左遷!(仮)」(日曜・後9時)に主演し、銀行員役を演じることが2日、分かった。

 16日発売の作家・江波戸哲夫氏の「新装版 銀行支店長」「集団左遷」が原作。窮地に立たされた銀行員たちが、巨大組織の理不尽に立ち向かう姿を描く。

 福山ふんする片岡は、50歳を目前に支店長への昇任人事を受ける。赴任先は廃店の決まった支店。「廃店の際、本部に戻し優遇する」と告げられるが、人生で初めて「頑張るな」と言われ、困惑。事情を知らない支店員の頑張りを目の当たりにし、思い悩み、葛藤する。日曜劇場の銀行ものといえば「半沢直樹」(13年)があるが、今回のスタッフ陣は「半沢班」ではないという。

 日曜劇場初主演の福山は「片岡は諦めきれない男。そして『うまくやれない男』。会社、仲間、取り引き先、家族、プライドのために頑張るのですが、必ずしも最適解ではない。片岡の『うまくない頑張り方』に不思議な愛おしさを感じた」。

 異動先の副支店長・真山役に香川照之(53)。全てを見透かしているように片岡を扱うつかみどころのない男だ。福山は、NHK大河「龍馬伝」(10年)以来の共演に「時に強気に時に弱気に、いい歳(とし)して揺れる男、片岡の強さ、もろさを表現できれば。21年ぶりの緑山スタジオ、9年ぶりの香川さん、とても楽しみ」とコメントした。

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