双子漫才コンビ「吉田たち」兄ゆうへいが新喜劇女優・井上安世と元日婚「双子産んで！」

　一卵性双生児の漫才コンビ「吉田たち」の兄・ゆうへい（３１）と吉本新喜劇座員の井上安世（３２）が３日、大阪・なんばの吉本興業本社で会見し、元日に結婚したことを報告した。年越しのカウントダウン終了後に大阪市の中央区役所に婚姻届を提出したという。

　２０１４年に、吉田たちのラジオ番組に井上がゲスト出演して、同期だったことを知り、互いに連絡先を交換。１年後に交際へと発展した。

　昨年１１月末に「別れると思った」（井上）というほどの大げんかをしたが、その２日後、ゆうへいが「そろそろ結婚しよか」とプロポーズした。井上が先輩に結婚することを報告すると「えーっ！？（兄弟の）どっちと？　とパニック状態になっていました」と明かした。

　お互いについて、ゆうへいは「明るくて料理も上手。一緒にいてて楽。ツッコミも早い」と、漫才ではツッコミ担当ながら、家庭内では逆の立場のようで、井上は「プライベートでは、めっちゃボケてくる、一緒にいて楽しい」と笑顔。井上の義理の弟になる、こうへい（３１）は「酒癖が悪くて、正月とか盆とかに（家族で集まって）おるとゾッとする」と笑わせた。

　挙式は９月ごろを予定。井上は、旧姓で活動を続ける。ゆうへいが「子供は、できれば双子を産んでほしい。漫才は絶対させません」、井上が「私も（漫才師は）反対です」と話すと、こうへいが「僕はさせようと思います」。

　結婚を機に、仕事にもますます力が入りそうだが、ゆうへいは「内場さん（内場勝則、妻・未知やすえ夫妻）、吉田裕さん（妻・前田真希）、Ｗヤングのまる兄（佐藤武志、妻・浅香あき恵）さんのように、どちらも長きにわたって仕事ができていればいいな。夫婦でラジオとかも面白そう」。井上からは「３人でラジオもいいね。家族やし」と、“トリオ・吉田たち”構想も飛び出した。