ZOZO前澤社長、現金1億円お年玉で“日本新”300万リツイート突破…運用ルールに引っ掛かる!?

スポーツ報知
株式会社「ZOZO」代表取締役社長・前澤友作氏

 女優・剛力彩芽(26)と交際中で、富豪としても知られる株式会社「ZOZO」代表取締役社長・前澤友作氏(43)が5日夜、自身のツイッターで「100人に100万円をプレゼントする」と宣言した。参加すれば誰でもチャンスのある太っ腹な“お年玉”に、当該ツイートは6日には300万リツイート(再投稿)を突破し、国内史上最高とみられる数字を記録。さまざまな試みで「時の人」となっている前澤氏が、新年早々注目を集めている。

 プロ野球参入や月旅行計画など、常人では想像もつかない発想を次々と公表する前澤氏が2019年の1発目に出したアイデアは、「総額1億円プレゼント」だった。

 前澤氏は5日午後10時35分にツイッターを更新。ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」の新春セールが史上最速で取扱高100億円を突破したことを記念して「僕個人から100名様に100万円を現金でプレゼントします」と書き込んだ。条件は、7日までに前澤氏のツイッターをフォローした上で当該ツイートをリツイート(再投稿)するだけ。選考方法や発表の時期などは明記していないが、当選者には前澤氏からダイレクトメッセージが届くという。

 企業のキャンペーンなどでも同様の企画は見られるが、1度に100人となると極めて異例。しかも、あえて「僕個人」と書いていることから、前澤氏が独断で決めたものとみられる。個人からのプレゼントとなれば「贈与」とみなされ非課税となるが、ZOZOのイベントの一環とみなされると100万円は「一時所得」となり、所得税が引かれる。

 ツイッターのアカウントさえ持っていれば、誰でも参加できることからフォロワー数とリツイート数は急増。フォロワーは6日未明に100万人、同日昼頃には200万人を突破し、7日午前0時現在では346万人となっている。リツイート数も300万を突破しており、これは1つのツイートに対するものとしては、国内最高とみられる。

 前澤氏は昨年8月、「2018年末までにフォロワー数100万人を目指しています」とツイート。10月中旬は46万人で「みんな助けて…」と呼び掛けていた。今回のツイートがされる直前も50万人超だったが250万人以上を積み上げ、6日遅れで「目標達成」となった。

 ただ、前澤氏のツイートは「ツイッターの運用ルールに引っ掛かるのではないか」との指摘も出ている。ルールでは「アカウントへの反応(フォロワー、リツイート、いいねなど)を購入、販売または作為的に誇張しようとした場合」をスパム行為とみなし、禁止している。

 ◆前澤 友作(まえざわ・ゆうさく)1975年11月22日、千葉県鎌ケ谷市生まれ。43歳。早実卒業後に渡米したのをきっかけに、輸入CD・レコードの販売を開始。並行してバンド活動を行う。98年5月、有限会社スタートトゥデイを設立。2001年にバンド活動を休止し、経営に専念。アパレル関連の取り扱いを始め、04年にファッションブランドを統合した通販サイト「ZOZOTOWN」を開設。07年12月に東証マザーズ、12年2月に東証1部上場。18年10月、社名を「ZOZO」に変更。

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