役所広司、「孤狼の血」でアジア・フィルム・アワード主演男優賞ノミネート…3月17日、香港で授与式開催

スポーツ報知
アジア・フィルム・アワードの主演男優賞にノミネートされた役所広司「孤狼の血」のワンシーン

 昨年公開の「孤狼の血」(白石和彌監督)で第43回報知映画賞主演男優賞に輝いた役所広司(62)がアジア全域版のアカデミー賞「第13回アジア・フィルム・アワード」の主演男優賞にノミネートされたことが11日、分かった。

 この日、香港での会見で各賞ノミネートが発表された。日本からは作品賞候補として、昨年のカンヌ映画祭で最高賞のパルムドールに輝いた是枝裕和監督の「万引き家族」がノミネートされたのを始め、全14部門でノミネートを果たした。

 今年の審査委員長を務めるのは「ラスト・エンペラー」出演の女優、映画監督のジョアン・チェン。渡辺謙も審査員として参加する予定だ。

 アジア・フィルム・アワードは2007年に創設されたアジア映画を対象とした映画賞。今回、役所の他、日本勢では、作品賞に「万引き家族」、監督賞に是枝裕和監督、新人監督賞に「カメラを止めるな!」の上田慎一郎監督、主演女優賞に「万引き家族」の安藤サクラ、助演男優賞に「斬、」の塚本晋也、助演女優賞に「万引き家族」の松岡芙優、新人俳優賞に「寝ても覚めても」の唐田えりからが、それぞれノミネートされている。

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