90年代セクシー歌手・SHIHO、娘が多感な時期は反発し合うもまさかの感謝に…

1990年代、“Tバック姿”を武器に「学園祭の女王」として活躍した元セクシー歌手・SHIHO(50)が11日放送のTBS系「爆報!THE フライデー」(金曜・後7時)に出演。長らく会話がなかった娘でアイドル・らら(20)と“激突”した。
SHIHOは、白血病にかかってしまった妹の治療費を稼ぐために出たストリップの出演料400万円を知人男性に持ち逃げされたり、元プロ野球選手との13年間に及ぶ泥沼不倫などで糖尿病やパニック障害を患うなど、壮絶な生活を送っていた。
なかでも娘が多感な時期に泥沼不倫に陥ってしまい、その頃はららより男を優先する生活だったという。男と会うためにうそをついたり、ららに「ママは遊ばれているだけ」と注意されても不倫を辞められなかったり。そのため娘とは同居をするも、何年もまともに口をきいたことがなかった。
そこで番組が、“直接対決”する機会を設けた。まずSHIHOが「久しぶり過ぎて。何年ぶりって感じ、ちょっと話したいなと」と口火を切ると、ららは「雑談すらない」と反撃。しかしSHIHOが「一番多感な時期に、申し訳ないという気持ち。ごめんなさい」と初めて不倫について謝罪すると、ららは「仕事って言って家を出たときもあったけど、その人と会ってたよね。ウソついて行かれていたことが『ハァ?』ってなっていたから。その人のせいで、私も寝られなかった時期もあるし」と、当時の複雑な心境を吐露した。
だがそんな中でも、ららは母・SHIHOに感謝していることがあるという。「高校って当たり前のように通っていたけど、(母が)お金を出してくれないと行けなかった。親って偉大だなと思う」。実はSHIHOは、不倫の“懺悔(ざんげ)”として、音楽の道に進むことを希望していたららのために、芸能コースのある私立高校に通わせていた。
ららは「何でこんなに複雑な家に生まれたんだろうと思ったことはあるけど」といいつつ、「ママがいるからこそ私は芸能界を目指せるし。自分の人生に誇りを持っているから、むしろありがとうございます」と感謝した。
これにはSHIHOも涙。母に振り回されながらも懸命に生きてきたららは、地下アイドルとして活躍している。ある日のステージでは、SHIHOとららのまさかの親子共演を果たしていた。