指原莉乃が運営を批判 NGT暴行騒動でメンバーの思いを“代弁”

スポーツ報知
指原莉乃

 NGT48の山口真帆(23)が昨年12月、男性ファン2人から自宅に押しかけられる被害を受けた事件を受けて、HKT48の指原莉乃(26)が11日、ツイッターで運営側の対応に物申した。

 山口は10日、新潟市内で行われた劇場3周年公演に出演し、騒動について謝罪した。運営側は終演後、公式サイトでNGT48のメンバーがファンに山口の帰宅時間を教えるなどの関与があったと明かし、メンバー全員に防犯ベルを与えること、11日と14日に行う予定だった劇場公演3公演を中止することなどを発表していた。

 こうした対応に、指原はこの日早朝、ツイッターで「ここまで大きな事件を彼女に謝らせる運営だとは思いたくないし、でも本人発信だとしてもこうなってしまったことを謝らなきゃ! と思って自分を責めているんじゃないかと心配です。そこで謝らなくていいんだよ! と言えるスタッフがいなかったこともどうかと思います」と猛反発。さらにツイートを続け「きっと強く言いたいメンバーも多いです。でも言いたいことも言えないと思うので、声の大きいわたしが言ってみました」と書き込んだ。

 昨春までNGTのキャプテンを務めていた北原里英(27)も10日深夜、ツイッターで「あなたは謝るべきではありません! 謝らないで。悪いことしてないです。本当に! 頭を下げるのは間違ってます!」と山口にメッセージ。NGTとAKBを兼任する柏木由紀(27)もツイッターで「早い段階で何も出来なかった自分が本当に情けなくて、メンバーのみんなにもファンの皆様にもただただ申し訳ない気持ち」とわびた。

 ◆事件を巡る経過

 ▼2018年12月8日 午後9時頃、山口が自宅玄関に押しかけてきた2人の男性から暴行を受ける。

 ▼9日 新潟県警が2人を逮捕。のちに不起訴に。

 ▼2019年1月9日 山口がツイッターで「先月公演終わり帰宅時に男2人に襲われました」「あるメンバーに公演帰宅時間を教えられ、またあるメンバーに家、部屋を教えられ、またあるメンバーは私の家に行けと犯人をそそめかしていました」などと投稿。(原文まま=いずれも削除済み)

 ▼10日 NGT48の公演で山口が謝罪。運営はメンバーの関与を明らかにした。

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