NGT48・山口真帆の暴行被害騒動 運営AKSが対応遅れを謝罪

スポーツ報知
NGT48・山口真帆をめぐる事件について謝罪した株式会社AKSの(左から)松村匠氏、早川麻依子氏、岡田剛氏

 NGT48の山口真帆(23)が、昨年12月に男性ファン2人に自宅に押しかけられる被害を受けた事件を受けて14日、運営会社のAKS取締役・松村匠氏(56)が都内で会見した。グループの運営責任者にあたるNGT48劇場の新支配人に就任した早川麻依子氏(44)、副支配人の岡田剛氏(41)も同席。一連の事件について「ファンの皆様にご心配とご迷惑をお掛けしておりますこと、メンバーに不安な思いをさせてしまったことを改めておわび申し上げます」と謝罪した。

 事件を巡っては、山口本人が自ら被害を訴えたことで発覚した。松村氏は、運営サイドが先導して事件を公表しなかったことに「メンバーの保護ということと(事件が)オープンになったときに2次的、3次的被害が及ぶのではと考えたが、結果的にああいうことになった。いずれにしても、本人とのコミュニケーションをしっかりやっていなかったのは、私の責任」と釈明した。

 また運営サイドが対応するまで事件発覚から数日を要し、HKT48の指原莉乃(26)、AKB48グループ総監督の横山由依(26)らが運営の対応を批判する事態にも発展した。「警察の捜査状況を鑑みていたというのが、一番の理由。昨日、警察の方から公表できる情報が出ましたので、このような場を設けさせていただきました」と松村氏。謝罪の一方で、事件の詳細については「警察の捜査が非常に絡んでおります関係上」と、詳細についての説明は控えた。今後の対応については、数名の弁護士や有識者らによる第三者委員会を設置した上で調査を進めるという。

 山口を襲った男性ファン2人は現行犯逮捕され、後に不起訴処分となり釈放された。また、運営側は11日に公式サイトで「メンバーの1人が、男から声をかけられ、山口真帆の自宅は知らないものの、推測できるような帰宅時間を伝えてしまったことを確認しました」とメンバーの関与を公表していた。この日未明には「メンバーの中に違法な行為をした者はいない、と考えております」との見解を示した。会見では、改めて「警察がそういう判断をした。違法ではないものの、メンバーとして不適切な言動、行動がなかったか、第三者委員会による調査を実施いたします」とした。

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