市原悦子さん通夜。「かわいい声で吐く毒舌が好きでした」川上麻衣子しのぶ
スポーツ報知
心不全で12日に死去した女優・市原悦子さん(享年82)の通夜が17日、東京・青山葬儀所で営まれ、女優・川上麻衣子(52)、俳優・小野武彦(76)らが取材に応じ、市原さんをしのんだ。
映画にドラマに16歳から何度も共演した川上。「最後のお別れをしに来た気がしない。(遺影には)芝居の神様としてそばにいて欲しい、と伝えた。通夜の間、キラキラした空気が流れていた」としんみり。
「無邪気で、かわいらしい声で毒を吐かれるのが好きだった。でも役のスイッチが入るとガラッと、空気まで変えてしまう人だった」と答えた。
小野は、劇団俳優座養成所の後輩。「旅公演先でのマージャンが楽しかった。『人間関係が悪いから親しくなれることもある』など先入観をひっくり返すような考えの持ち主。それが芝居にも反映されていた」と懐かしんでいた。