松岡茉優、ブルーリボン賞に「憧れてました」助演女優賞 最年少受賞と思いきや…

スポーツ報知
この一年を「映画尽くしの年」と振り返った松岡茉優

 東京映画記者会(報知新聞社など在京7紙)が主催する「第61回(2018年度)ブルーリボン賞」が20日、決まった。

 助演女優賞の松岡茉優は8歳で芸能人生をスタートし、23歳での初受賞。「子役からやっているので、10代の頃からブルーリボンに憧れてました。思い入れもひとしお」と喜びつつ「リリー・フランキーさんが『23歳で助演なんてすごい』っていうので、最年少受賞に近いのかしら、と思ったら(年下の)杉咲花ちゃんは取ってるわ、(同学年の)二階堂ふみちゃんは取ってるわ。別に若くないじゃないか」と笑わせた。

 是枝裕和監督の「万引き家族」ではJK(女子高生)見学店で働く女性を、「ちはやふる―結び―」では主人公の前に立ちはだかる競技かるたクイーンを熱演した。高校生の時に是枝監督の「ワンダフルライフ」を見て衝撃を受け「新しい未来を見たというか、死生観が変わったんです。いつかこの方とやりたいと思って、あさるように作品を見ていました」。オーディションで出演を勝ち取り、役づくりのため実際にJK見学店を訪れ「全身全霊で挑みました」と振り返った。「今度は主演女優賞もいただきたい」。夢は膨むばかりだ。

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