芸能界を引退発表の元NMB48・須藤凜々花「感謝の気持ちでいっぱいです」FAX全文
昨年4月に医療関係企業に勤務する20代男性との結婚した元NMB48の須藤凜々花(22)が1月末をもって芸能界を引退することが21日、明らかになった。報道各社にファックスで報告した。
◆FAX全文
お世話になった全ての皆様へ
心身ともに、体調不良が続き、お休みを少しさせていただいておりましたが、1月いっぱいをもって、芸能活動を終了させていただくことになりました。突然のご報告になり、申し訳ございません。
私は、哲学者になるという夢を抱いて、NMB48に加入しました。
そして、メンバー、スタッフ、そして何より応援してくださったファンの皆様から、多くの哲学を学びました。
そんな恵まれた環境にいながら、芸能界で活躍することに、私の中で、葛藤が生まれ、皆様に支えられながら、活動を続ける中、葛藤がどうしても消えず、このままでは申し訳ないと考え決意しました。
結婚のときや今回の決断など、いつも自分の意志を貫かせていただいて、ご迷惑をたくさんおかけしていることを本当に申し訳なく思っています。約5年4ヶ月芸能界で、いろいろな経験を積ませていただいたことは、感謝の気持ちでいっぱいです。
芸能界からは、離れますが、自分の意志を貫いて、悔いのない人生を送っていきます。そして今は、まず第1歩として、大学入学試験に向けて、夢を叶えるために勉強を頑張っています。
いつの日か「哲学者」須藤凜々花でお会い出来たらと思います。今まで本当にありがとうございました。
◆須藤 凜々花(すとう・りりか)1996年11月23日、東京都出身。22歳。愛称は「りりぽん」。2013年11月に「AKB48グループ ドラフト会議」で選ばれ、14年1月にNMB48に加入。シングル「ドリアン少年」ではセンターを務めた。17年6月の選抜総選挙で前代未聞の結婚宣言。同年8月にグループを卒業。総選挙の結果は14年から圏外、圏外、44位、20位。尊敬する人物は哲学者のニーチェ。昨年3月に哲学書「人生を危険にさらせ!」を発売。