木村拓哉　フェイ・ウォンの娘リア・ドウとＣＭでダンス競演

　俳優の木村拓哉（４６）が、ジーンズブランド「リーバイス」の「エンジニアード・ジーンズ」の新ＣＭキャラクターを務めることになり２２日、都内で行われた発表会に出席した。ＣＭでは、中国出身の世界的歌姫フェイ・ウォン（４９）の娘でシンガー・ソングライターのリア・ドウ（２２）と共演。木村は、映画「２０４６」（０４年）で母と共演しており「すごくストーリーを、自分の中で勝手に感じている」と喜んだ。

　「エンジニアード―」は発売２０周年を迎えたが、木村は発売当時もＣＭ出演した。「２０年近い時を経て、もう一度自分が参加させていただくことに喜びを感じている」と、かみしめた。

　新ＣＭでは、リアの挑発的な言葉をきっかけに２人でダンスバトルを繰り広げる。

　リア「最近、踊ってないんじゃない？」

　木村「そう思う」

　リア「踊ってみない？」

　木村は、このセリフに「リアには、ちょっと厳しいかなと思ったのが、台本上で僕に向かって『最近―』と言うシチュエーション。入り口は、すごく『どうしよう、どうしよう』という感じだったけど、さすが音楽を自分から作られている方。音が流れたら自然と体が動いていた」と絶賛した。

　ＣＭでは、微妙な関係性の２人がダンスで向き合っている。木村は「どうなんでしょうかね、この関係性は。不思議な関係性ですよね。お母さんのことも知っていますからね。すごく縁を感じます」と笑顔。リアは、木村との共演に「オファーいただいたときに喜びと驚きを感じました。以前、木村さんと母は映画でご一緒したこともあって非常に緊張しました」と、あどけない表情で語った。