笑顔の「嵐」活動休止報告後初の5人番組収録 観覧者に「ファンも含めて“チーム嵐”」

スポーツ報知
活動休止する嵐

 2020年12月31日をもってグループ活動を休止する5人組・嵐が29日、都内で日テレ系のレギュラー番組「嵐にしやがれ」(土曜・後9時)の収録に臨んだ。27日に休止発表後、5人そろっての仕事はこの日が初めて。観覧席のファンの前で「ファンの方々も含めて“チーム嵐”なので」などと、あいさつ。休止までの約2年間の新たな一歩を、笑顔で踏み出した。また映像作品などの関連商品の売り上げが急上昇。「楽天ブックス」では前日比の約140倍増を記録した。

 27日に休止発表してから初めて5人がそろった収録現場。報道陣に公開されることはなかったが、番組関係者によると、スタジオ入りしてすぐ、収録とは別に、観覧に選ばれたファンに向けてあいさつした。

 「これからも、今までと変わらずに皆さんと楽しい時間を過ごせるよう頑張っていきたい」「ファンの方々も含めて“チーム嵐”だと思っていますので、これからもチーム一丸となって一緒に駆け抜けていきたい」。5人が次々と言葉を投げかけ合い、休止にショックを受けたファンも観覧席にいる中で和やかな雰囲気を作り出していたという。

 入れ替えでトータル約150人という限られた人数ながら、ファンの前に姿を見せたのは27日に5人で記者会見して以来初めてだ。観覧応募は休止発表前。「明るく、楽しく、元気よく、多少滑ったとしても、ぜひ笑ってください」という言葉に笑いがこぼれるなど、幸運に恵まれたファンもホッとした表情を浮かべていたようだ。

 「嵐に―」は2010年にスタートして、4月から10年目に突入する人気番組だ。活動休止は2年後とあって、4月の番組改編以降も継続の方向。この日は2月16日放送分の収録で、ゲストに大久保佳代子(47)、いとうあさこ(48)が参加。話題の人物を深掘りしてゲストの知られざる半生を聞く「記念館」などを収録した。

 また、この日の収録から前回までとは別場所にあるスタジオに変更となった。休止前から決まっていたことながら、偶然にも新たな心境で収録に臨む5人にとってもふさわしい“再出発”の場になった。

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