氷川きよし20周年「歌手として成人を迎えることができた」ライブで新曲&ダンス初披露

スポーツ報知
新曲の「大丈夫」をPRした氷川きよし(カメラ・頓所美代子)

 歌手の氷川きよし(41)が2日、東京・中野サンプラザで「コンサートツアー2019」の東京公演を行った。

 2000年のこの日に「箱根八里の半次郎」でデビューし、20年目に突入した。「長いこと歌ってきたんだな。ファンの皆さまのおかげで歌手として成人を迎えることができた感じです」としみじみ。この日の会場は2001年10月に自身が初めてコンサートを行った思い出の場所。「24歳の時、このステージで歌って緊張しました。当時は1公演で20曲以上歌ったり、それを一日で2公演やったりだなんて想像できなかった」と振り返った。

 この日は満員の2200人を前に両A面の最新曲「最上の船頭/大丈夫」(3月12日発売)を初披露したほか、デビュー曲など23曲を披露。「大丈夫」では自ら指で輪を作り「大・丈・夫!」と手を上に上げて観客に振り付けを指導。「『大丈夫ダンス』です」と名づけた。ダンスは自身で考案。「『大丈夫』は人を安心させる魔法の言葉。指のポーズはスマホなどで『大丈夫』と打ち込んで出る絵文字を参考にしました」と明かした。

 今やデビュー年から19回連続でNHK紅白歌合戦に出場する国民的人気歌手に。今年も記録継続を視野に「周年に入ったので年末目指して頑張りたい」と気合十分。報道陣からは昨年大ブレイクし、紅白にも出場したDA PUMPの「U.S.A.」を引き合いに「『いいねダンス』のように、大丈夫ダンスもはやらせたいか?」との質問も出たが「こういうのは自分で『はやらせたい』と言うとはやらない」と慎重な姿勢。「僕は何も言いませんけど“ダサかわいい”を目指したいなと思います」と便乗に色気も見せた。

 この日、9月6日の自身の誕生日に大阪城ホールでのツアー追加公演も発表され「うれしいです」と“誕生日プレゼント”に喜んでいた。

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