加藤綾子アナ、古巣フジで4月から初ニュースキャスター「これまでの経験を生かしていけたら」

スポーツ報知
報道番組で初めてメインキャスターを務める加藤綾子アナ

 元フジテレビで、現在はフリーで活躍している加藤綾子アナウンサー(33)が、4月1日からフジ系夕方のニュース番組(月~金曜・後4時50分)で初めて報道番組のキャスターを務めることが4日、分かった。

 同時間帯では現在、倉田大誠アナ(36)、島田彩夏アナ(44)、反町理氏(54)がメインを務める「プライムニュースイブニング」が放送されているが、4月に新元号が発表されるタイミングに合わせて番組もリニューアル。関係者によるとタイトルも変わる可能性があり、出演者もメインの加藤以外は調整中という。

 加藤は2008年にフジテレビに入社。同年に新人アナが司会を務める「―パン」シリーズの第4弾に抜てきされ「カトパン」の愛称で人気に。明るい笑顔と天真らんまんなキャラクターでスポーツ番組やバラエティー番組で活躍した。16年に同局を退社しフリーで活動。今回の起用に「とても驚きましたが、うれしかったです」と喜んでいる。

 フジ時代は「めざましテレビ」など情報番組でキャスターは務めたが、報道番組は初めて。「ニュース原稿から離れていたので、原稿のリズムみたいなものを、またつかまないと」と話しながらも、「これまでの経験を生かしていけたら」と自信もみせた。

 夕方のニュース番組のおもなターゲットは主婦層。民放各局がしのぎを削る中、視聴率争いでフジは苦戦している。カトパンは「ご飯の支度をしながら、洗濯物を畳みながらと忙しくされている間にもふと会話をしているような番組にしていきたい」とやる気十分。持ち前の明るさで新風を吹き込む。

 ◆歴代「―パン」も情報番組で活躍

 00年に「チノパン」で始まったフジテレビ人気の「―パン」シリーズ。初代の千野志麻アナ(41)はフリー転身後、最近では活動を控えているが歴代のパンはその後、情報番組でMCを務めるアナが多い。2代目の高島彩アナ(39)はフリーとして現在はテレビ朝日系「サタデーステーション」(土曜・後8時54分)のメインキャスター。6代目の山崎夕貴アナ(31)以降、三田友梨佳アナ(31)、三上真奈アナ(29)、永島優美アナ(27)はそれぞれ自局の情報番組のMCとして活躍している。

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