宝塚星組・紅ゆずる&綺咲愛里が10月に同時退団…サヨナラ公演はコメディーで

スポーツ報知
10月に退団することが発表された宝塚歌劇星組の紅ゆずる(右)と綺咲愛里

 宝塚歌劇団は5日、星組トップコンビの紅(くれない)ゆずると綺咲愛里(きさき・あいり)が、今年10月13日付で同時退団すると発表した。ともに6日に退団会見を開く。

 サヨナラ公演は、コメディーの「GOD OF STARS―食聖―」とショー「Eclair Brillant(エクレール ブリアン)」(兵庫・宝塚大劇場で7月12日~8月19日、東京宝塚劇場で9月6日~10月13日)。

 紅は2002年に「プラハの春」で初舞台を踏んだ88期生。星組一筋で、北翔海莉の後を継ぎ、16年11月に星組トップスターに就任。173センチの長身を生かした男役の格好良さに加えて、大阪出身らしいコメディーセンスにあふれ、希代の個性派トップとして活躍。15日に東京宝塚劇場で開幕する「霧深きエルベのほとり」では、昭和の名作の再演で、笑いとともに男の哀愁を漂わせ、新味を発揮している。昨年10、11月には劇団3年ぶり3回目の台湾公演を成功させた。

 相手役の綺咲は、2010年「THE SCARLET PIMPERNEL」が初舞台の96期生。こちらも星組一筋。ヒガシマル醤油(兵庫県たつの市)のイメージキャラクターを務める愛らしいルックスが特徴的で、紅と同時に星組トップ娘役に就任。“初婚&添い遂げ退団”となる。

 星組は3番手スターの七海ひろきが3月24日付で退団するだけに、その景色が大きく変貌を遂げそうだ。

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