霜降り明星がR―1準決勝進出 インフル回復「もうピンピンしてます」
スポーツ報知

「M―1グランプリ2018」で優勝したお笑いコンビ「霜降り明星」のせいや(26)と粗品(26)が5日、大阪・中央区のなんばグランド花月で開催されたピン芸人NO1決定戦「R―1ぐらんぷり2019」(今春決勝戦)の準々決勝に出場し、ともに準決勝進出を決めた。
2人は先月31日にインフルエンザA型と診断され、今月3日まで自宅で静養していた。せいやは「ちょっと鼻声ですけど、もう大丈夫です」。一時は38度9分まで熱が上がり「人生初です。油断していました。とにかく芸人の中ではやってるんですよ」と振り返った。
2人とも4日から仕事復帰。昨年12月にM―1王者になってからはほとんど休みもなく、ハードなスケジュールをこなしていただけに「病み上がりやから配慮してくれるかと思ったけど、全然でしたね。1・5倍くらい忙しいです」と、吉本興業の愛情?に苦笑いだった。
舞台ではせいやが先に登場。テンポよく「全力Tik Tok」でネタを披露。金八先生や、「早口言葉のリズムで何かを言っているとろサーモン・久保田」など、得意のモノマネを交えて笑わせた。準決勝のために新ネタを用意しているそうで「全部変えてやります。隠してるのがあるんで」と“秘密兵器”を宣言した。
一方の粗品(26)は、フリップの絵に対して独特の切れ味でツッコミを入れまくり、笑いを誘った。「もうピンピンしてます」と、こちらも全開をアピール。「(インフルエンザは)たぶんせいやからうつったと思います」と言うと、せいやは「粗品の方が先に体調悪いって言ってたんで、たぶんうつされたと思います」と、お互いに相方にうつされたと主張していた。
準決勝は15日になんばグランド花月で開催される。