霜降り・粗品 M-1との2冠へ「R‐1ぐらんぷり」決勝進出
ピン芸NO1決定戦「R‐1ぐらんぷり2019」の準決勝が15日、大阪・なんばグランド花月で開催され、30人が参加。決勝進出者10人が決定した。3月10日の決勝は3ブロックに分かれて行われる。出場順は以下の通り。
【Aブロック】
チョコレートプラネット 松尾(36=よしもと東京)
クロスバー直撃 前野悠介(34=よしもと大阪)
こがけん(40=よしもと東京)
セルライトスパ 大須賀(34=よしもと大阪)
【Bブロック】
おいでやす小田(40=よしもと東京)
霜降り明星 粗品(26=よしもと大阪)
ルシファー吉岡(39=マセキ芸能者)
【Cブロック】
松本りんす(41=SMA)
河邑ミク(24=松竹芸能東京)
三浦マイルド(41=よしもと東京)
Bには敗者が再挑戦する「復活ステージ」の2位通過者が、Cには同1位が入り、ともにグループの4番手で出場。計12人が、フジテレビ系で3月10日午後7時から生放送される決勝戦で一人芸NO1の座を争う。
昨年末の「M‐1グランプリ」を史上最年少で制した霜降り明星の2人は、粗品がスピード感と安定感のあるフリップ芸で2年連続の決勝進出。相方のせいやは敗退し、昨年同様、復活ステージからの決勝を狙う。粗品は「せいやに1位で復活してもらって、ワンツーフィニッシュしたい」と意気込んだ。
ものまねで昨年大ブレイクしたチョコレートプラネットは松尾が勝ち抜いたが、相方の長田は敗退。こちらも敗者復活を期す。自らトップバッターを志願した松尾は「IKKOの『1』で。勢いでいきたい」と話した。
2017年以来2年ぶりの決勝進出を果たした三浦マイルドは2013年度の覇者。6年ぶり2度目の優勝を狙う。2回優勝しているのは、07、08年と連覇したなだぎ武(48)のみ。三浦は「今年は最高に面白かったと思われるような熱い大会にしたい。挑戦者の気持ち。『優勝はなかったと思え』と、よしもとから言われているので」と笑顔で話した。