中村勘九郎 祖父、父に続く「スターの手形」顕彰 「一族郎党、ありがとうございます」

スポーツ報知
「スターの手形」顕彰式に出席した(左から)天海祐希、大月みやこ、中村勘九郎、中村七之助

歌舞伎俳優の中村勘九郎(37)、中村七之助(35)、女優の天海祐希(51)、歌手の大月みやこ(72)が16日、東京・浅草公会堂で「スターの手形」顕彰式に出席した。

 大衆芸能の振興に貢献した芸能人の手形を浅草公会堂前「スターの広場」に設置するもの。NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(日曜・後8時)で主人公・金栗四三を演じている勘九郎は、劇中さながらの駆け足で登場。「中村屋!」の掛け声に応じながら「きら星のごとくいる偉大な先輩方、スターの仲間入りを果たすことができてうれしい」と笑顔を見せた。2人の祖父(17代目中村勘三郎、7代目中村芝翫)、父(18代目中村勘三郎)のほか、伯母の波乃久里子も顕彰されており「本当に一族郎党、ありがとうございます」と笑わせた。かつて若手の登竜門「新春浅草歌舞伎」に出演していた七之助は「少しだけ恩返しができた気持ち」と感謝した。

 台東区出身の天海も「子どもの頃からここらへんをウロウロしてました。ウチの母が喜んでくれてます。親孝行ができました」と大喜び。大月は「ファイトをいただけました」と頭を下げた。ほか、東貴博、多岐川裕美が選出された。

 顕彰式は「江戸まち たいとう芸楽祭」のクロージングイベントの一環で行われ、勘九郎、七之助は歌舞伎舞踊「舌出し三番叟」も披露した。

芸能

×