シャンプーハット・てつじ 究極のラーメン鉢作りに挑む

スポーツ報知
究極のラーメン鉢作りに挑むシャンプーハット・てつじ(写真提供・MBS)

 お笑いコンビ「シャンプーハット」のてつじ(43)が19日放送の大阪・MBSテレビのドキュメンタリー「OF LIFE」(火曜・深夜1時59分、関西ローカル)で、愛するラーメン道を突き進むため、究極のラーメン鉢作りに挑む姿を追う。

 同番組は、ある分野のスペシャリストが、もう一つつの才能を発揮する姿を追ったドキュメンタリー番組。ナビゲーターをプロ野球・元広島の黒田博樹さん(44)、VTRナレーションを女優・手塚理美(57)が務めている。

 つけ麺店「宮田麺児」をプロデュースするなど、ラーメン愛はとどまることを知らず、今度は究極のラーメン鉢作りに挑む。「究極のラーメンって何やろ?って考えた時に、味にこだわって作っても、鉢は味に似合うものをあるものの中から合わせるだけ。外側の鉢があってこその究極のラーメンかな」と独特の哲学を語る。そのため、まずはクラウドファンディングで資金を集めるところから始める。

 てつじが訪ねたのはミシュランガイドのビブグルマンにも選ばれた大阪のラーメン店「カドヤ食堂」。同店の鉢は有田焼。縁が少し外側に反り、底に向かってゆるやかな曲線を描く鉢は、シンプルで手に収まりがいい。昔ながらの中華鉢と、水を入れて飲み比べると「全然味が違う!」とてつじも驚く。カドヤ食堂フーズの橘和良氏からは、遠赤外線効果で味が変わることと教えられる。

 ラーメン鉢にこだわるきっかけは日本酒だ。酒器で酒の味が変わることに気づき、「鉢が全部違うのに、今までラーメンの味だけ比べてた。アホなことしてた」と気づいたという。汁をすべて飲み干すことができる大きさなど、自らのこだわりを満たすラーメン鉢を作るため、陶磁器の名産地として知られる佐賀県へ向かう。

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