「M!LK」板垣瑞生が映画初主演&14歳吉柳咲良がヒロイン大抜てき…9月公開「初恋ロスタイム」

スポーツ報知
映画「初恋ロスタイム」に出演する板垣瑞生と吉柳咲良

 映画「初恋ロスタイム」(河合勇人監督、9月公開)で、7人組ボーカルダンスユニット「M!LK(ミルク)」の板垣瑞生(18)が映画初主演、女優の吉柳咲良(14)が映画初出演でヒロインに抜てきされたことが18日、分かった。

 映画デビュー作「ソロモンの偽証」(成島出監督)で日本映画批評家大賞新人男優賞を受賞した板垣は、初主演に「プレッシャーが最初はありました。でも、作品と関わっていくうちにプレッシャーを忘れて役でいることがすごく楽しかった。また主演を務められるよう頑張っていきたい」と気合十分。高木智香プロデューサーも「告白シーンを照れずに演じているのが印象的。本人に聞いてみたら、『気持ちよかったです』との答えで、大物だと思いました」と絶賛した。

 第41回ホリプロタレントスカウトキャラバン「PURE GIRL 2016」で歴代最年少グランプリを受賞し、最年少でミュージカル「ピーターパン」の10代目主演を務めた吉柳咲良は、本作が初の映像作品出演。「舞台とは声の音量が全く違います…。苦戦したのはそこかも(笑い)。気持ちをストレートに表現するのが難しかった」。涙を流すシーンに苦戦したというが、高木プロデューサーは「普段は普通の女の子なのに、スタートがかかると肝が据わるのが目に見える」とその才能に舌を巻いた。

 物語の重要人物として俳優の竹内涼真(25)がTBS系ドラマ「ブラックペアン」以来の医師役を務める。

 ◆初恋ロスタイム ライトノベル作家・仁科裕貴による同名小説(メディアワークス文庫/KADOKAWA刊)が原作。主人公の浪人生・相葉孝司(板垣)は、あらゆるものが突然静止する現象に遭遇する。孝司だけがなぜか動くことができ、自分のほかにもう一人動くことのできる少女・篠宮時音(吉柳)に出会う。2人は、その時間を「ロスタイム」と名付けるが、その現象には、ある“秘密”が隠されていた―。

 ◆板垣 瑞生(いたがき・みずき)2000年10月25日、東京都生まれ。18歳。11年にスカウトされ芸能界入り。若手俳優からなる演劇部「恵比寿学園男子部(EBiDAN)」から選ばれた5人組ボーカルダンスユニット「M!LK」のメンバーとしても活動中。映画デビュー作『ソロモンの偽証』で日本映画批評家大賞新人男優賞を受賞した。趣味は映画観賞、読書。特技はサッカー。

 ◆吉柳 咲良(きりゅう・さくら)2004年4月22日、栃木県生まれ。14歳。幼稚園からヒップホップダンスを習い、女優に憧れる。第41回ホリプロタレントスカウトキャラバン「PURE GIRL 2016」で歴代最年少の12歳でグランプリを受賞。最年少タイの13歳でミュージカル「ピーターパン」(2017年)の10代目主演に抜てきされた。家族は両親と弟。身長153センチ。血液型B。

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